お役立ち

HTS for SP -6 04 PROPERTY VAILE CALUCULATION  

1,EVALUATION of PROPERTY

i Property valuation.

2,EVALUATION of RESIDENTIAL LAND

i Road price method and magnification method.

相続や贈与により取得した財産の価額は、原則として時価で評価する。

ii Residential land (private land, leasehold land, rental housing land, rental housing construction land)

宅地とは建物の敷地として用いられる土地を言います!

■宅地の評価単位:1画地(利用単位)ごとに評価します
■宅地の評価方法:路線価方式と倍率方式

  1. 路線価方式: 交通や周囲の便利な施設に基づいて土地の価値を評価する方法。公表されている「路線価」を使って評価する。 評価額=路線価×地積
  2. 倍率方式: 実際の売買価格と基準価格(例:路線価)の比率を使って土地の価値を評価する方法。地域ごとに倍率が違う。

■宅地の評価:自用地・借地権・貸宅地・貸家建付地

  1. 自用地(じようち): 自分や家族が住むために所有している土地のこと。所有者が所有権を持ち、住宅や建物を建てることができます。
  2. 借地権(しゃくちけん): 土地の所有者が別の人や団体に一定の期間、土地を借りる権利。借地権者は土地を借りて住宅や建物を建てたり、商業施設を運営したりできますが、所有権は借地権者にはありません。
  3. 貸宅地(かしたくち): 土地の所有者が他人に土地を貸し、住宅や建物を建てることを許可すること。借り手は家を建てて住んだり、賃貸住宅を運営したりできます。
  4. 貸家建付地(かしやたてつけち): 土地の所有者が建物を建て、それを他人に貸すための土地。土地と建物をセットで貸すことで、賃貸住宅などが提供されます。

■自用地の評価:評価額=路線価×奥行価格補正率×地積
■借地権の評価:評価額=自用地評価額×借地権割合
■貸宅地の評価:評価額=自用地評価額×(1-借地権割合)
■貸家建付地の評価:評価額=自用地評価額×(1-借地権割合×借家権割合×賃貸割合)

3,EXCEPTIONS for CALCULATION of CUSTOMS VALUE of SMALL-SCALE RESIDENTIAL LAND,ETC.

i Limit area and reduction rate.

被相続人の居住用や事業所用であった宅地に高額な相続税を課した場合、被相続人が死亡した後、相続人が居住したり、事業が引き継ぐことができなくなってしまうのを防ぐため。

■小規模宅地等の課税価格の計算特例
〇限度面積と減額割合
居住用(特定居住用宅地等) 限度面積:330㎡ 減額割合
※相続税が0円でも申告必要
※相続税のみの特例で贈与税にはこの特例はない
※特定居住用宅地等と特定事業用宅地を併用すると合計730㎡まで適用可能

4,EVALUATION of OTHER PROPERTY

i House appraisal.

■家屋の評価
自用家屋の評価額=固定資産税評価額×1.0 
貸家の評価額=固定資産税評価額×(1-借家権割合×賃貸割合)

ii Valuation of stocks (listed stocks, stocks without quotes).

■上場株式の評価
下記いずれかの最も低い金額
①課税時期(相続開始時)の終値
②課税時期の属する月の毎日の終値の平均
③課税時期の属する前月の毎日の終値の平均
④課税時期の属する前々月の毎日の終値の平均

■非上場の株式の評価
①類似業種比準方式:他の同業種の企業の株価を基にして評価。
②純資産価額方式:企業の資産から負債を差し引いた純資産を使って評価。
③配当還元方式:将来の配当を基にして株式の評価額を予測。

iii Evaluation of golf memberships.

■ゴルフ会員権の評価
評価額=通常の取引価格×70%

iv Valuation of entitlements related to life insurance policies.

■生命保険契約に関する権利の評価
評価額=解約返戻金相当額
※相続開始時にまた保険事故が発生していない生命保険の契約

v Valuation of term deposits.

■定期預金の評価
評価額=預入残高+(既経過利息(きけいかりそく)-源泉徴収額)
※普通の預貯金は預入残高で評価します!