1,BASICS of STOCK
Securities issued by a joint-stock company to raise funds
i Rights of shareholders
shareholder: person who bought the stock
議決権:会社の経営に参加する権利
剰余金分配請求権:会社が獲得した利益の分配を受け取る権利
残余財産分配請求権:会社が解散した場合の権利
ii Shareholder unit price
単元株:100
株式累投投資(ドルコスト平均法):定期的に同じ金額を投資に使う方法
株式ミニ投資:少額で株式を購入する方法
iii Stock exchange
Stock exchange: A public market where securities (financial instruments such as stocks and bonds) are bought and sold
※東京証券取引所の市場区分が、2022年4月4日以降に変更されました!
■プライム市場(Prime Market):上場する企業に対して厳格な上場基準が設けられている市場 ★旧東証一部の一部
■スタンダード市場(Standard Market):プライム市場よりも上場基準がやや緩い市場★旧東証一部の一部と東証二部とジャスダックの一部
■グロース市場(Growth Market):成長企業や新興企業を対象とした市場★ジャスダックの一部とマザーズ
2,TRADING of STOCK
i Limit orders and market orders
- 成行注文(Market Order): 成行注文は、指定した株式を現在の市場価格で即座に購入または売却する注文です。市場の流動性に応じて、即時に約定される場合もあれば、価格が変動して約定する場合もあります。
- 指値注文(Limit Order): 指値注文は、特定の価格で株式を購入または売却する注文です。指定した価格よりも良い条件で約定できる場合は実行されますが、指定価格に達しない場合は未約定となります。
- 逆指値注文(Stop Order): 逆指値注文は、株価が指定した価格に達した際に市場注文として約定させる注文です。株価が逆指値の価格に達すると、指定した価格以上(または以下)で成行注文として約定されます。
- 逆指値指値注文(Stop-Limit Order): 逆指値指値注文は、株価が逆指値の価格に達した後、指定した指値の価格で注文を実行する注文です。株価が逆指値の価格に達すると、指定した価格以上(または以下)で指値注文として約定されます。
ii Settlement
株式の売買が成立した日(約定)を含めて3営業日に決済(受け渡し)が行われる。
3,INDEX of STOCK
Market price
相場指標(Market Indicators)は、株式市場や金融市場全体の動向や経済の状況を示す指標や数値のことを指します。これらの指標は投資家やトレーダーにとって市場の状況を把握し、投資判断をする際の重要な情報源となります。
i Nikkei Stock Average (Nikkei 225)
日経平均株価(Nikkei 225):
- 日本の株式市場を代表する株価指数。
- 東京証券取引所(東証プライム市場)に上場する225銘柄の株価を加重平均して算出。
- 主要な日本企業の株価動向を示す指標。
- 主に、日本の主要な企業の株価動向を把握するために利用される。
- 広く一般にも知られているので、市場の状況を理解する指標としてよく使われます。
ii Tokyo Stock Price Index (TOPIX)
東証株価指数(TOPIX):
- 日本の株式市場全体を代表する株価指数。
- 東証に上場する約2,100銘柄を対象に株価を加重平均して算出。
- 日本市場全体のトレンドを把握するための重要な指標。
- 日本市場全体のトレンドを把握するための重要な指標であり、日経平均株価よりも市場全体の動向を反映することが特徴です。
iii Tokyo Stock Exchange Prime Market Index
東証プライム市場指数(TOPIX Prime):
- 東証プライム市場に上場する企業の株価を集計した指数。
- 東証プライム市場は、企業の業績や透明性が高い上場市場として位置づけられる。
- 優良企業の株価動向を示す指標として利用される。
iv Trading volume (volume)
売買高(Trading Volume)は、特定の金融商品(例:株式、債券、通貨、先物など)が一定期間内に取引所で取引された総量を指します。売買高は取引の数量を基に計算され、取引所の出来高表などで確認できます。
相場(Market)と市場(Market):一般的には同じ意味として使われることがありますが、厳密に言うと微妙な違いがあります。
相場(Market)は、商品やサービス、金融商品などが売買される場所や仕組みを指します。株式市場、為替市場、商品先物市場など、様々な種類の市場が存在します。これらの市場では、買い手と売り手が取引を行い、価格が決定されます。相場には供給と需要のバランスによって価格が形成される特徴があります。
一方、市場(Market)はもっと広義の意味を持ち、商品やサービスだけでなく、様々な交換が行われる場所を指します。たとえば、労働市場、不動産市場、オンラインマーケットプレイスなどが市場の一例です。市場には物品やサービスだけでなく、労働力や情報なども交換されます。
したがって、相場は市場の一部であり、市場は相場が行われる場として捉えることができます。
Indicators used for stock investment
株式投資に用いられる主な指標は、企業の財務状況や収益性、株価の評価などを評価するためのものです。
i PER
PER(Price-to-Earnings Ratio):株価収益率(株価に対して1株当たりの純利益の割合を示す指標)
EPS(Earnings Per Share):1株あたりの純利益(1株が稼いだ利益)
※PER(倍)=株価/1株当たりの純利益(EPS)
※EPS(円)=当期純利益/発行済み株式数
確認してわかること:株価の割安・割高を評価
- PERは、企業の株価を1株あたりの利益(EPS:Earnings Per Share)で割った値を示します。
- 企業の株価がその利益に対してどれだけ高いかを示す指標であり、株価の割安・割高を評価するのに用いられます。
- 一般的にPERが低いほど、株価が利益に対して安いとされ、投資の魅力が高まります。
株価:1000円 当期純利益:10.000.000円 発行済み株式数:2,000,000株
計算式:
EPS:10.000.000円 /2,000,000株=5円
PER:1000円/5円=200倍
※PERが10倍未満の企業が割安とみなされる
ii PBR
PBR(Price-to-Book Ratio):株価純資産倍率
※PBR(倍)=株価/1株当たりの純資産
確認してわかること:株価の割安・割高を評価
- PBRは、企業の株価を1株あたりの純資産価値(帳簿価額で評価された資産から負債を差し引いた値)で割った値を示します。
- 企業の株価がその純資産価値に対してどれだけ高いかを示す指標であり、株価の割安・割高を評価するのに用いられます。
- 一般的にPBRが低いほど、株価が純資産に対して安いとされ、投資の魅力が高まります。
株価:1000円 純資産:10.000.000円 発行済み株式数:2,000,000株
計算式:
1株当たりの純資産:10.000.000円 /2,000,000株=5円
PER:1000円/5円=200倍
※PBRが1倍以下の企業は割安と見なされること
「PBR」の中の「B」は「Book Value」(帳簿価額)
「Book Value」は、企業の資産を帳簿に基づいて評価した値です。具体的には、企業の資産から負債を差し引いた正味の資産の総額を指します。これは、企業がすべての資産を売却した場合に残る自己資本の金額と考えることができます。
iii ROE
ROE(Return on Equity):自己資本利益率 株主資本の戻り
ROE(%)=当期純利益/自己資本(純資産)×100
- ROEは、企業の純利益を自己資本(株主資本)で割った値を百分率で示します。
- 企業の利益を株主資本に対してどれだけ効率的に生み出しているかを示す指標であり、企業の収益性を評価するのに用いられます。
- 高いROEは、株主に対して効率的に利益を還元していることを意味し、投資家にとって魅力的な企業とされます。
確認してわかること:会社が稼ぐ力があるか(収益性の評価)
当期純利益:1000円 自己資本(純資産)10000円
計算式:
ROE=1000円/10000円×100=10%
※ROEが10%以上であれば、収益性が高いと見なされることがあります
“Equity”は、「株主資本」「株式資本」「株主持分」と訳され、企業の所有者である株主が出資した資本のことを指します。企業の資産から負債を差し引いた正味の資産額を表す場合もあります。
iv Dividend yield
配当利回り(Dividend Yield):投資額に対する配当金の割合
配当利回り(%)=1株あたりの配当金/株価×100
- 配当利回りは、1年間に企業が支払った配当額を株価で割った値を百分率で示します。
- 投資家にとって株主報酬(配当)を得るための収益性を示す指標であり、高い配当利回りは投資の魅力が高いとされます。
確認してわかること:少額でいくら稼げるかを確認できる
株価:1000円 1株当たりの配当金:50円
配当利回り:50円/1000円×100=5%
v Payout ratio
配当性向(Dividend Payout Ratio):当期純利益に占める配当金の割合
配当性向(%)=配当金総額/当期純利益×100
- 配当性向は、企業の配当額を純利益で割った値を百分率で示します。
- 企業が利益の一部を配当として株主に還元している割合を示す指標です。
- 配当性向が高いと、企業が利益の多くを配当として支払っていることを意味します。
vi Capital adequacy ratio
自己資本比率(Equity Ratio):
自己資本比率(%)=自己資本(純資産)/総資本(総資産)×100
- 自己資本比率は、企業の純資産(自己資本)を総資産で割った値を百分率で示します。
- 企業の自己資本比率が高いほど、負債を多く抱えずに運営していることを示し、企業の安定性を評価する指標とされます。
確認してわかること:財務的な安定性の評価