お役立ち

HTS for SP -5 01 BASIC of REAL ESTATE

1,WHAT IS REAL ESTATE

i Real estate: land and buildings

不動産は、土地や建物などの不動の資産を指す日本の用語です。不動産は、投資や住宅、商業活動などさまざまな目的で利用されます。日本では、不動産市場は非常に重要であり、経済活動の一環として大きな役割を果たしています。

2,LAND PRICE

i Posted price.

ii Base value standard price.

iii Property tax assessed value.

iv Inheritance tax valuation. (route price)

用語内容基準日公表日決定機関公示価格を100%にした場合の評価の割合
実勢価格
(時価)
不動産市場における実際の取引価格取引日取引日市場参加者や不動産鑑定士100%
公示価格不動産の評価基準の一つ。固定資産税や相続税の評価に用いられる価格7月1日3月下旬国土交通省100%
基準地標準価格地方自治体が算出・公表する地価の基準価格1月1日9月下旬都道府県100%
固定資産税評価額不動産の固定資産税評価に用いられる価格1月1日3月または4月市町村70%
相続税評価額(路線価)相続税の課税評価に用いられる価格(路線価)1月1日7月1日国税庁80%

3,APPRAISAL METHOD

i Transactional case comparison method.

ii Cost method.

iii Return method.

鑑定評価の方法特徴
取引事例比較法類似する物件の取引価格を比較し、市場価格に近い評価。データが必要で市場の変動に影響されやすい。
原価法建設・購入コストを基にし、特性や使用目的を考慮。市場価格と異なることがある。
収益還元法収益を予測し現在価値に還元、収益不動産に適しているが予測が難しく誤差のリスクがある。

これらの方法は不動産の価値を評価するための一般的な手法です。評価の目的や状況に応じて最適な方法を選択することが大切です。

直接還元法(DCF法):

直接還元法(Discounted Cash Flow法、DCF法)は、不動産評価の手法の一つで、将来の収益を予測し、それを現在価値に還元して物件の価値を評価します。主に収益不動産や投資物件の評価に使用されます。以下がその特徴です。

  • 特徴: この方法では、将来のキャッシュフローや収益を予測し、それを割引率を用いて現在価値に換算します。割引率は通常、リスクや市場の条件に応じて決定されます。将来のキャッシュフローが高ければ評価額も高くなり、逆も然りです。
  • 利点: DCF法は将来のキャッシュフローを考慮するため、収益性や投資価値の評価に適しています。物件の特性や市場状況に応じてカスタマイズできるため、柔軟性があります。

4,REGISTRATION of REAL estate


不動産の登記は、不動産の所有権や権利を法的に確定し、公に通知する手続きを指します。不動産の取引や所有権移転が行われる際に、不動産登記が行われることで法的な保護や権利の明確化が行われます。以下に不動産の登記に関する基本的な情報をまとめました。

  • 目的: 不動産の登記の主な目的は、不動産の所有権や権利の状態を公に示し、所有権の移転や担保権の設定を明確にすることです。これにより、不動産取引や関連する権利における法的な紛争を防ぎ、取引の信頼性を確保します。
  • 登記手続き: 不動産の登記手続きは、登記所(土地登記所)で行われます。所有者や取引の当事者は、特定の書類(登記申請書、権利証拠書類など)を提出し、登記手続きを開始します。登記所の役人が提出された書類を審査し、法的要件を満たすか確認します。

i Structure of the real estate register.

不動産登記簿は、不動産の所有権や権利の状態を記録した公的な文書です。登記簿には「表題部」と「権利部」の2つの主要なセクションが含まれています。

1. 表題部(タイトル部): 表題部は、不動産の基本情報や所有者の情報を記載するセクションです。以下の情報が含まれます。

  • 登記簿番号: 不動産登記簿を識別するための番号です。
  • 登録原因: 登記が行われる理由や事由を示します。例えば、所有権の変更、売買契約、贈与などが登記原因となります。
  • 不動産の種類: 土地、建物、区分所有等、不動産の種類を示します。
  • 所在地: 不動産が位置する場所を示します。
  • 面積: 土地や建物の面積を示します。
  • 権利者: 不動産の所有者の氏名や法人名が記載されます。

2. 権利部: 権利部は、不動産の所有権や権利に関する情報を詳細に記載するセクションです。以下の情報が含まれます。

  • 所有権: 不動産の所有者や持分を示します。【甲】
  • 担保権: 不動産に設定された担保権(抵当権など)に関する情報が記載されます。【乙】
  • 使用権・地上権: 不動産に対する利用権や地上権に関する情報が記載されます。【乙】
  • 買受人の権利の制限: 売買契約などによる制約や制限に関する情報が記載されます。【乙】

これらの情報は、不動産の取引や所有権の状態を正確に反映し、法的な保護や透明性を提供するために重要です。登記簿の情報は公に公開され、所有権の移転や権利の設定が適切に行われるために不可欠な要素です。

ii Effect of real estate registration.

対抗力: 不動産登記情報は、登記が第三者にも効力を持つことを指します。登記情報は登記簿に記録され、知らない第三者にも通知された場合に有効です。

公信力: 不動産登記情報は、公的な信頼性や法的な保護を持つことを指します。登記は公的な手続きであり、その情報は他の手続きや訴訟においても信頼性のある証拠として使われることがあります。

iii What is provisional registration?

仮登記:

仮登記は、不動産取引や担保権設定の際に、正式な登記前に一時的な登記を行う手続きです。契約の内容を示し、信頼性と優越性を提供します。期間があり、正式な登記に移行します。